帯結び

ふくら雀

 

 

着物

振袖 京友禅 四季の花文様 天色(あまいろ)

西陣織袋帯 緯錦(ぬきにしき) 桜楓文様

伊達衿

帯揚げ

変鹿の子総絞り 桃色

帯締め

四つ組 金赤桃色

着用シーン

フォーマルな装い、正礼装 未婚女性の第一礼装 結婚式、結納、成人式、卒業式、格式のある式典、お正月


格調高く伝統的な帯結び。豪華さがあり、帯の柄をしっかり見せたい時にお薦め。「福良雀」とも表記する。寒い冬に全身の羽毛を膨らませて寒さをしのいでいる雀を「ふくら雀」と呼び、豊かさや繁栄を象徴する縁起物とされてきた。成人のお祝いで結ぶ時は、「食べるものに困らず豊かな一生が送れますように」と願いが込められていると言われてきた。また、お見合いや結納など縁起を重んじるお祝い時に結ばれることが多い帯結びである。形崩れしにくい為、安心して椅子に背を預けることが出来る。